8月の暑さ真っ盛りの時期に起こる夏バテ。
今年は8月7日の立秋を越えても猛暑や熱帯夜が続いており、
例年よりも長期にわたって起こることが予想されています。
そこでこの記事では、夏バテはどうして起こるのか、
そしてどんなことに注意すればこの夏を元気で
乗り越えられるかを考察したいと思います。
夏バテが起こる原因は?
初めに、夏バテとは体のだるさや食欲不振・睡眠不足
などといった夏場に起こる体の不調を意味し
、
原因は3つあります。
まず、体がだるくなるのは暑さで汗をたくさんかくことによって
水分やミネラル不足となり、脱水状態になってしまう
ことが原因です。
また、食欲不振は冷たいものを食べ過ぎること で、 お腹を壊したり、胃の不調を感じたりすることによって起こります。
さらに、睡眠不足は暑さ自体や冷房による寒暖の差で、 自律神経が乱れること によって引き起こされます。
とはいえ、自律神経の乱れは睡眠不足だけでなく、
体のだるさや食欲不振の原因にもなるようです。
夏バテが起こらないように注意すべきことは?
では、夏バテを予防するには、
日常生活の中でどんなことに注意すれば良いのかを、
5つに分けて解説していきましょう。
- 小まめに水分を取る
1つ目は、脱水や熱中症を防ぐために、 小まめな水分摂取を行うこと です。
私も以前は、「喉が渇いた」と感じたら水分を取るように していましたが、それでは手遅れ!
去年は頭が割れるような頭痛と、歩くのが おっくうになるほどの足のだるさに襲われました。
そのため、活動時には1時間おきに少しずつ水分を取り、
「喉が渇いた」と感じる状態を防ぐ
ように心がけています。
その結果、今年は脱水や熱中症にならず、
夏も穏やかに過ごせるようになりました。
家族に聞いたところ、どうしても仕事が忙しくて
水分補給を忘れそうな場合は、パソコンや
スマートフォンに水分補給を促すメッセージを通知させると良いそうですよ。
- 自律神経を整える
2つ目は、自律神経を整えることです。
たとえば、気温が上がると冷房は欠かせませんが、
効き過ぎると体が冷えてしまいますよね。
そんなときに対応できるよう、羽織るための
薄手の上着や膝掛けなどを準備しておくことが大切です。
また、倦怠感や食欲不振・睡眠不足を引き起こさないためにも、
規則正しい生活を送ることも重要なポイントです。
私はフリーランスとして在宅で働いているため、
時間をどんな風に使うのも自由。
しかし、それに甘えて不規則な生活をしていると眠れなくなり、
本当に必要な時間に睡眠不足でやる気が起きなくなってしまいました。
そのため、起床・睡眠・食事の時間を固定し、
散歩をしながら太陽の光を適度に浴びるように心がけています。
- 腹八分目でバランスの良い食事を取る
3つ目は、量とバランスに気を配った食事を取ること です。
量については食事から水分やミネラルを取るのは大切ですが、
無理矢理たくさん食べると自律神経の乱れによる胃腸の不調が
起こる可能性があります。
なので、胃がもたれるほど食べるのは避け、
腹八分目にとどめておきましょう。
また、肉類や魚類ばかり食べるのではなく、
野菜類・豆類・海藻類なども取り入れ、
バランスの良い食事をすることも重要です。
脂っこい物や冷たいものを続けて食べていると
胃腸に負担がかかるため、「お昼に脂っこいものを
食べたら夜はあっさりしたものを食べる」
「お昼に冷たい物を食べたら夜は暖かいものを食べる」
いうように、食事のメニューを工夫することもオススメですよ。
- 適度な運動をする
4つ目は、適度な運動を意識して行うこと です。
とはいえ、運動によって大量の汗をかくことは、
自律神経を乱す原因となります。
それだけでなく、大量の汗をかくと、
水分とミネラルが失われて脱水の原因にもなるので、
過度な運動はオススメできません。
感染を鍛えるためには、
適度な汗を定期的にかくことが大切です。
ですから、私は毎日夜の涼しい時間帯に、
ウォーキングを兼ねて少し遠くのスーパーへ
買い物に行って汗をかくようにしています。
- ぬるめのお湯につかる
そして5つ目に、40度以上の熱いお湯につかると、
自律神経が乱れて寝付きが悪くなってしまいます。
そのため、適度な汗をかいて汗腺を鍛えるためには、
ぬるめのお湯にゆっくりつかるように注意しましょう。
とはいえ、水のように湯温が低すぎるのは、
体が冷えて逆効果になるので、
38℃~40℃くらいが
オススメです。
また、ほどよく体を暖めて疲労を回復させるためには、
全身浴で5~10分くらいの入浴を心がけましょう。
まとめ
これからの時期、体のだるさや食欲不振・睡眠不足を感じ、
「夏バテかな?」と思ったら、
日頃の生活を振り返ってみて下さい。
よかれと思って何気なくやっている行動の中に、
もしかすると危険が潜んでいるかもしれません。
小まめに水分を取るとともに、栄養バランスの良い
食事をしっかりと摂取し、ぬるめのお風呂で
ゆっくりとリラックスすることで自律神経を整えましょう。
そして、リラックスといってもだらだらと過ごすのではなく、
適度な運動を取り入れながら規則正しい生活をし、
毎日を有意義に過ごすことも大切です。